「雷鳥奮迅」挑戦の年 新体制発表会

170124yampJ2松本山雅FCは22日、新体制発表会を松本市のまつもと市民芸術館で開いた。新加入10選手を含む30選手と反町康治監督、指導陣らが勢ぞろいし、ファンやサポーター約1800人と対面。意気込みなどを語り、あと1カ月余に迫った開幕へ気持ちを新たにした。
クラブ運営会社の神田文之社長が、今季のスローガン「One Soul 雷鳥奮迅!」を発表。「今年は酉(とり)年で、公式マスコットのガンズくんは雷鳥がモチーフ。『獅子奮迅』になぞらえ、果敢に挑戦していきたい」と説明した。
反町監督は「(J1昇格プレーオフで敗れた昨年)11月27日の悔しさを原動力に、昨季を上回る2位以上、勝ち点も昨季を上回らなければと考えている」ときっぱり。
選手らが一人ずつ思いを語り、事前に来場者から寄せられた質問にも答えた。
家族や友人ら6人で訪れた塩尻市宗賀の根本明日香さん(40)は「村山選手の『ただいま、松本!』の言葉に胸が熱くなった」。
友人の柴田恵美さん(44、宗賀)は「昨季の主力が多く残ってくれたので期待が持てる。勝ち点1を大切に、序盤から着実に積み重ねてほしい」と願っていた。

来場者から寄せられた質問と回答の一部は次の通り。
-高崎選手。リーグ得点王になる自信は。
自信はないが、FWである以上、目指すべきはそこだと思っている。3-0で勝ったときの3点目ではなく、1-0で勝ったときの1点など、シビアな状況でゴールを取れるようにしたい。
-山雅に完全移籍を決めた理由は。
鹿島で挑戦したい気持ちもあったが、自分がより必要とされているのは山雅だと思った。昨季のプレーオフで負け、みんなで流した涙を忘れることができず、このチームでもう一度J1に行きたい。
-反町監督。今季のJ2は実績や経験が豊富な監督が多く、例年以上に戦術や分析が重要になると思う。どう対抗するか。
高校の2年先輩である大木武さん(岐阜)、同じく2学年上の風間八宏さん(名古屋)らがおり、(徳島と東京Vに)スペイン人監督もやってくる。相手の分析作業が勉強になることも多く、非常に楽しみ。ただ、試合になったら絶対に勝つ。
-今季J1昇格のライバルになりそうなのは。
やってみなければ全く分からないが、お金持ちの名古屋でしょうか。(昨季途中まで山雅に所属した)酒井隆介もいるし。どのチームも手ごわく、どこが相手でも全力を尽くす。
-村山選手。(昨季限りで引退し、この日アンバサダー就任が発表された鐡戸裕史さんの)背番号16を付ける。特別な理由があるのか。
16は山雅にとって(故・松田直樹さんが付けていた)3の次くらいに大事な番号。それをクラブから打診してもらった。GKの番号としては違和感があるかもしれないが、一度出て行った自分に対しての獲得オファーもうれしかったし、いろいろな思いをかみしめてプレーしなければならない。そんな決意を込めて、この番号を付けさせてもらった。
(長岩将弘)