「結果を出す」信念 鳥栖戦アシストのMF岩上

後半22分の同点弾を、右サイドからゴール前へのクロスでアシストした岩上。チームに得点機をもたらす正確なキック力は、今や山雅にとって大きな武器だ。「自信を持って蹴っている」と、本人も胸を張る。
狙った場所に正確にボールを飛ばす技術は、「幼稚園のころから、兄とボールの蹴り合いをする中で身に付けたもの」。ボールのどこに、どんな角度で足を当てればいいか体に染み付いているという。
J1の湘南から移籍しわずか2カ月だが、「僕がどんなボールを蹴ろうとしているのか、みんなが理解して合わせてくれるのがありがたい。得点は自分一人の力では生まれない」と、短期間で連携を進めてくれたチームメートにも感謝する。
今季は湘南で9試合出場。途中出場や交代が多く、「試合感を鈍らせないためにも、フル出場できるチームに行きたい」と移籍を決意。「山雅のJ1昇格を果たすことが自分の仕事」という。
「プレーの質や体の当たりが鳥栖に比べて劣ってた。例えば浦和レッズとも互角に戦えるようなチームにならないと、来年J1に昇格した時に難しい」と、厳しい目で山雅の課題を分析する。自身についても「アシストだけでなく得点をしたい。シュートの精度が低い」という。
優秀なパサーであるだけではJ1では通用しない。それを知っているからこそ「『移籍して正解だった』と言えるよう、結果を出したい」と強い信念で挑む。