「体動かす楽しさを」山雅スタッフが島内小で運動教室

サッカーJ2松本山雅FCのスタッフが18日、松本市の島内小学校を訪れ、「体づくり運動教室」を開いた。同校では初の取り組み。元山雅選手の鐡戸裕史さん、片山真人さんら4人が訪れ、多彩なメニューで体を動かす楽しさを伝えた。
教室は2年生113人が対象で、2クラスずつ2度に分けて行った。子どもたちは、鐡戸さんや片山さんの軽妙な進行と工夫を凝らしたゲーム形式の実践に大盛り上がり。
しりとりをしながら列の次の人にさまざまな方向でボールを手渡すゲームでは、頭と体を同時に使う難しさを体感した。しりとりに集中しすぎて手が止まったり、ボール送りを急ぐあまり、選んだ言葉に「ん」が付いてしまい片山さんに突っ込まれたりする児童も。
最後は2組に分かれ、片方の上履きをスティック代わりにしてボールを扱う「靴ホッケー」。片方だけ靴を履いて腰をかがめるという走りにくい条件にも、児童たちは喜々としてボールを追いかけていた。
栗賀琉輝(るき)君は「いろいろな遊びをして楽しかったけど、最後(の靴ホッケー)は勝てなくて悔しかった」。黄木愛心(おうぎ・あみ)さんは「しっかり腕を振って走るのが大切だとわかった」と話した。
コーディネーターを務めた山雅ホームタウン担当の渡邉はるかさん(29)が元教員で、2学年主任の滝口雅彦教諭(44)と知り合いだったことから、同校側が打診し実現した。
滝口教諭は「低学年のうちから楽しく体を動かす経験を重ねてほしい。今後もできれば、こうした機会を設けていきたい」。
渡邉さんは「これだけの大人数を指導する機会はめったになく、われわれも学ばせてもらった」とし、「苦手な子にも、少しでも『運動は楽しい』と感じてもらえればうれしい」と願っていた。
(長岩将弘)