「すんきご飯」を発売 開田高原振興公社

そばやすんきの製造販売・開田高原振興公社(木曽町)が、木曽の特産漬物「すんき」による加工食品「すんきご飯」を発売した。乾燥させたすんきと、そばつゆを組み合わせた商品で、米に混ぜて炊くことで手軽に炊き込みご飯やおこわを作ることができる。
木曽では昔、厳冬期にすんきを乾燥させた「すんき干し」を作り、みそ汁の具などに用いたことをヒントに開発。2年前、「乾燥すんき」を発売した。
さらに活用法を探り、同社が製造するそばつゆと一緒に炊き込んだところ、乾燥すんきが軟らかくなるほか、ご飯にうまみが増して商品化。乾燥することで賞味期限が延びる利点もある。
すんきは無塩の発酵食品で植物性乳酸菌の豊富さが健康に良いと注目されている。公社の下野隆則そば工場長(54)によると、乾燥すると生きた乳酸菌は死滅するが、死滅した乳酸菌も健康増進に役立つ研究結果があるという。
下野工場長は「木曽の昔ながらの食文化から生まれた商品を味わってほしい」と話す。
約1500パックの限定販売。1袋(米2合用)67グラム入り700円。郡内の道の駅や土産物販売店、開田高原内の商店などで販売。開田高原振興公社電話0264・44・2251
(井出順子)